twitter



ツイッター3つのえろ御題ったー
『ポニーテール』『実験』『掴む』

※アニナルネタです
※少々下品です

***

「カカシさんは、何ですか?」
掛けられた声に、顔を上げた。
地下にある暗部控え室だ。広い室内では、待機中の奴らが、思い思いに時間を潰している。
ダレてはいないものの、緊張漲るというには程遠い空気感だ。
間もなく、出動命令が入る。どんなに厳しい任務でも、神経がゴムホースより太いこいつらは、いつもこんなものだ。
声をかけてきたのは、壁際のソファーで何やら話し込んでいた二人だ。確か、この間入ったばかりの新人だったか。
「何が?」
聞き返すと、
「一人の時、何でヌいてるかって話です」
一人が言い、お前無敵だなぁと、もう一方がゲラゲラ笑った。
「・・・若いねぇ」
オレの声音に、部屋の隅で胡桃の皮を一心に剥いていたテンゾウが顔を上げたのが分かった。
いや、これ位肝が据わっているのが、逆に頼もしいじゃないの。
「項、だね」
オレが答えたのが意外だったらしく、控え室にいる奴ら全員の耳がそばだったのが分かって、ひっそりと苦笑する。
「項っすか?」
「そ。
髪を頭の後ろで結い上げて」
「ポニーテールっていうヤツですね」
「そうやって見える項の、付け根のところにある丸い骨」
ぶは、と新人の一人が吹き出した。
「さすがカカシさん、マニアックっすね!」
「おれら、そんなとこ思いもよらなかった!」
何がさすがなんだよ。
苦笑して、手元のイチャパラに眼を落とすと、
「何のかんの言って手出さないくせに、しっかりオカズにはしてるんじゃないですか」
隣に座ったテンゾウが、あの中忍先生でしょう、とオレにしか聞こえない声で言った。
「違うよ」
オレは頁をめくった。
「ベスト着てたら、項なんて見えないじゃない。第一、項の骨を妄想してヌケるって、オレどんだけ変態なのよ」
「じゃあ、実験してみますか?」
やけに食い下がる。オレは肩をすくめて、
「何言ってんの、馬鹿馬鹿しい」
「合法的に、あの中忍先生の後ろ姿を好きなだけ眺められる、まさしくベストボジションの情報を掴んでいると言ったら?」
「は?」
思わず、頁をめくる手が止まる。
「平日の昼間限定なんですけれど。他には誰も知りませんし、一人でじっくりゆっくり、堪能できますよ」
「・・・・・・」
「例えば室温を上げるかなんかすれば、ベストを自発的に脱がせるなんてお手のものじゃないかと」
面の向こうで、その丸い目玉がきょろりと動く。
オレは手の中のイチャパラを閉じた。
「・・・・・・テンゾウ」
「はい」
「確か、この任務が終わったら、行ってみたい処があるって言ってなかった?」
に、と。
確かに、に、と猫の面が口元を緩めた。
「陽華楼には、特別な客しか案内されない別館があるそうですね」
「あるね」
「望めば、突き出し前の新造でも、遣手とでもやれるとか」
「・・・お前どんだけストライクゾーン広いのよ」
ため息をついて、分かったよ、と返事をすれば、
「勿論、先輩の奢りで」
この有能な後輩は、かっちり念押しするのも忘れなかった。
・・・本当に、肝の据わった後輩ばかりで心強い限りだよ。

そのベストポジションが一体どこにあるのか。
オレがそれをどういった形で活用したかは、また、別の機会があれば。

**********
お粗末さまでした(汗
ベストポジションとは、アニナル399話の、例の穴の事です(笑


(10.10.12)


戻る


  Designed by TENKIYA
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送